令和3年度 令和2年度決算質問 総括質問

令和3年9月15日

令和3年 令和2年度決算質問 総括質疑

三鷹市議会自由民主クラブ 幹事長 宍戸治ド

概要p123 プレミアム付商品券事業の実施

プレミアム商品券事業は多くの目的をもって実施され、多くの成果と課題を残した。市長の御所見を伺うことができましたが、商業の活性化、商業へのコロナ対策等の効果、地域通貨、ボランティアポイント制度を評価できると考えるところである。各会派より課題への対応について、原因をどのように検証し、反省と今後の施策の取り組みに活かすのかについて質問が行われ、改めて、市長に成果の検証と今後の利活用について伺う。

コロナ対応と事務執行について

コロナ対応に向けて、多くの課題解決のために、職員の配置換えや移動などが行われた。事務の執行率が下がり、各種の事業が先送りされているところが散見される。

Q 職員のコロナ対応の為の配置換えや移動の考え方と事務執行への影響について伺う。

Q このような災害発生に対応するための職員配置や職員確保についての考え方、危機管理としての職員の確保、数の確保についての考え方を伺う。

1当初予算における、教育費の占める割合が、この10年間で最も多く11,5%を占めている。大きく社会の変革が進む中で、子供たちに求められる教育が変化をきたしている。デジタル化の進展など子供たちに求められる教育の内容も変化を求められている。変化に対応し生きる子供たちのためには、更なる教育の充実と予算の充実が必要と考える。

Q 社会の進展と対応する教育の在り方についての考え方とこれまでの取り組みについて伺う。

Q 予算の拡充に使われた主な施策は何か伺う。

Q 予算が拡充されたが、その効果についてどのように捉えているのかを伺います。

教育費の中で、概要p154小中学校における新しい生活様式の対応、概要p157⑧学校体育館への空調設備の計画的な整備、概要p1589学校トイレ改修工事の実施に当たって、国庫補助金をより確実に確保するため令和2年度3月補正予算に計上し、繰越明許費を設定した。

Q 繰越明許費の理由に「国庫補助金をより確実に確保するため」とあるが、意味するものは何かを伺う。

Q 繰越明許費、債務負担行為は単年度予算にすべての額が記載されない。現在の負担状況、残総額の状況について伺う。

Q 繰越明許費、債務負担行為の設定の考え方について、財政運営に与える影響について伺う。

Q 市債に比べると、短期的な扱いとなるが、債務に匹敵する。特別養護老人ホームへの出費は令和20年と長期である理由は何か。

概要p133 三鷹駅南口中央通り東地区再開発事業の推進

再開発は市民の大きな期待を寄せており、早急な取り組みが求められている。

Q 進捗状況について伺う。

Q「子どもの森(仮称)」の後の「百年の森」構想の発表は何を意味しているのか。「森」の意味は何か、考え方を伺う。

Q 近隣では、練馬区、八王子市が再開発に取り組んでいるが調査を個なっていると考えるがご所見を伺う。

Q 「百年の森」構想にあっては、本市にとってもかかわりの深い、東京農大元学長進士五十八教授、濱野周泰チカヤス教授などが深くかかわる明治神宮の森、「永遠の杜」の理想の実現、歴史や宮脇昭氏の人生を抜く「命の森づくり」多様な生態系を再生させる、世界で森づくりに取り組んでいる理念に比べると、マンションを売るためのキャッチコピーに見える。三鷹市の魅力を表現するものには見えないがいかがか。

Q 南口は100年先にはどうなっていくのかは想像もできないが、他に求める前に、自らの再開発の土地を100年の森をつくることが必要と考える。街路樹を植えて森とは言わない。御所見を伺う。

Q 子どもの森構想にあっては、自由な子どもや保護者、市民に、利活用を強引に押し付けようとする傲慢さが伺えるがいかがかえるがご所見を伺う。

Q 三鷹駅南口中央どおり東地区再開発事業の最終目的は何か、今後人口減少の流れが起こることが想定できるが、この再開発の効果を高めるための取り組み、人口を維持し、さらに増加させなければならない。昼間人口の増加策への取り組み、この再開発を維持するための交通体系の再構築への取り組み、この再開発が老朽化した(今現実となっている既存のビル)の抱える課題が発生することの予測と対応策など、課題は多い、考え方を伺う。

Q 練馬区の「子どもの森構想」はこど もたちが練馬のみどりの中で交流しながら楽しむ自然体験や自由遊びを通 して地域や環境への愛着を深めることにより、ねりまのみどりの保全と創 出に向けた区民の意識を高めていくことを目的とする。この度の市長提案の「子どもの森構想」は練馬区の子供の森構想によく似ているが練馬区の構想についてどのように捉えているのかを伺う。三鷹市の構想の独自性は何かを伺う。

Q 「東京都市計画地区計画 石神井公園駅南地区地区計画」の都市計画変更および「東京都市計画第一種市街地再開発事業 石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」の都市計画は、土地の高度利用を目的とするもので、石神井公園の上ににょきにょきとそびえ、林立するビル群ができることを望んでいる。そのような景観づくりが再開発の最終目的と考えているのか、考え方を伺う。

Q 再開はつには社会資本整備交付金、自治体に代わって道路など公共施設などを建設するのに充てる「公共施設管理者負担金」(公管金)や防災・省エネルギー名目の補助金がある。戸に提出済みの計画は平均総事業費の12%の税金を基にした補助金に依存する。練馬区再開発は総事業費190億円のうち補助金が23%業者が売りにくい低層部分を区が30億円で買い取る、建設に関わる公管金が導入される。しめて110億円で税金依存度は57%になる。三鷹市の再開発ではどのように予測しているのか。

・区長の山内孝夫は「近隣にある区の石神井庁舎が老衰化し、手狭。駅に近いほうが区民にとっても便利です。」と語っている。

・都内に相次ぐ再開発多和マンは税金が支えている。不動産業界では再開発案件の利益は30%あるとしている。 業者に販売しにくい低層階を押し付けることがないよう、三鷹市の必要とする階層・機能を獲得するよう取り組まねばならない。

「練馬区子どもの森構想(仮称)」事業の目的 区内には、公園(都立、区立)、緑地、児童遊園、憩いの森、街かどの 森などさまざまな施設があるが、こどもたちが自然の中で自由に遊べる空 間はほとんど無い。一方で、区内には農地・屋敷林・雑木林など「練馬の 原風景」(注1)といえる場所がまだ比較的多く残っている。 練馬のみどりを継承し、将来にわたり保全していくためには、次世代を 担うこどもたちが地域のみどりに直接触れ、親しみ、自由な遊びを通じた 「原体験」(注2)よって、その豊かさや価値を実感することが重要である。 そこで、こうした現状認識と事業検討の背景を踏まえ、本事業は、こど もたちが練馬のみどりの中で交流しながら楽しむ自然体験や自由遊びを通 して地域や環境への愛着を深めることにより、ねりまのみどりの保全と創 出に向けた区民の意識を高めていくことを目的とする。

石神井公園駅南地区地区計画

令和2年12月17日付けで、つぎのとおり「東京都市計画地区計画 石神井公園駅南地区地区計画」の都市計画変更および「東京都市計画第一種市街地再開発事業 石神井公園駅南口西地区第一種市街地再開発事業」の都市計画決定を行いました。
また、これらの都市計画決定・変更に併せて、用途地域、高度地区、高度利用地区、防火地域及び準防火地域ならびに土地区画整理事業の都市計画変更を行いました。

森ビルが設立した森記念財団都市戦略研究所が2021年都市総合ランキングをまとめ発表した。県庁所在地と政令指定し、人口17万人以上の自治体138都市(東京23区を除く)について、経済力休みやすさなど86指標を総合的に点数化したものである。今回新たに対象に追加された三鷹市葉指標スコアで、第26位と評価された。

Q 都市総合ランキングの評価についてどのように受け止めているのかを伺う。

三鷹市は災害時の安全性、街路の清潔さ、居住環境の満足などの項目でそれぞれ第一位を獲得。

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