上野国立博物館で「空也上人と六波羅蜜寺」展を見学

上野国立博物館で「空也上人と六波羅蜜寺」展を見学、東京文化会館「新都民合唱団第83回定期演奏会」

上野駅から国立博物館「空也上人と六波羅蜜寺」展へ向かう。

入場券を買っておいたが、行ってみるとすぐに入ることができず、不満を感じたが約1時間を、移動販売車で食事を提供している店で、豚丼とコーヒーを買い、ベンチでの昼食となった。博物館前に大きなユリの木がある。

気が付いてみると,花が咲いている。ユリの木の花を見るのは初めてであった。(ユリノキはアメリカ中部及び東部(アパラチア山脈)を原産とするモクレン科の落葉樹。大きな枝を整然と広げる姿が美しい。

日本全土に街路樹や公園樹として植栽される。明治初頭に種子が移入され、新宿御苑に播いたのが日本初と言われている。

花は5~6月ごろにチューリップ状の、モクレンやオダマキの花に似て、クリーム色とオレンジ色の花を咲かせることから、別名「チューリップの木」と呼ばれている。

花は直径6センチほどで、雄しべは先端の「葯(花粉入れ)」が2センチと大きいが、上向きに、葉と葉の間に隠れるように咲く。)

時間を過ごし、入場してみると大きな展示会でなくこじんまりとしていた。

音声ガイドを借用し、説明を受けながらの鑑賞となった。次に東京文化会館「新都民合唱団第83回定期演奏会」鑑賞があったため、急いで回ることとなったが、地蔵菩薩立像は大仏師定朝(じょうちょう)真作
地蔵菩薩は地獄に落ちたすべての人を救う。

閻魔王座像、地獄図と十王が明快で死者の生前の行いを裁く、十王図には地獄が描かれており、地獄観が目える。

地蔵菩薩坐像、伝平清盛像、伝運慶坐像、伝湛慶坐像はまさに生きているが如く、いまにも動き出しそうな、息遣いが聞こえそうな出来上がりで、リアルさに驚く。弘法大師座像は深大寺の秘仏を思い起こさせる。

国立博物館外観
空也上人と六波羅蜜寺展垂れ幕
ユリの木の大木
ユリの木の花

午後2時から東京都文化会館・大ホールで行われる、新都民合唱団第83回定期演奏会を鑑賞する。客席で娘と待ち合わせ、遅れてくるのではないかと余計な心配をする。

合唱団は新型ウイルス感染症のために2年間公演中止。

その後ウイルス対策を取りながらの練習にご苦労され教を迎えたとのこと。練習は、距離を取り、マスクをつけてままの発声とご苦労も大きかったと聞く。

開園すると、合唱の皆さんはマスクをしたままであった。

曲目は、ヘンデル作曲、オラトリオ「メサイア」(神からえばられしもの・救世主)で、

指揮:常任指揮者阿部 純氏、

ソプラノ:中山 美紀氏、

アルト:森山 綾子氏、テノール:藤牧正充氏、

バリトン:浅井 隆仁氏、

チェンバロ:八木 智子氏

の出演があり、豪華さを醸していた。

終了後、娘と会食、久しぶりに一緒の食事となり、三鷹南口の焼き肉店へ寄る、娘の食べっぷりに心なしかうれしさを感じる。

登山靴を購入したことを娘に伝えると、早速足慣らし、靴慣らし登山を計画し日程を決めた。娘は母の日のプレゼントを何にするか思い悩んでいたが、「カーネーションではとサジェスチョン」持ちかいるように渡され、別れた。

目次