至仏山登山 朝4時に起床、バスの始発が遅いために車で登山口まで行くこととした。

至仏山登山 朝4時に起床、バスの始発が遅いために車で登山口まで行くこととした。

5時に武蔵境駅に娘を向かいに行き、根地魔から高速道で関越高速道路を走り、沼田インターチェンジで一般道へ出る。

そこから水上町、湯の小屋温泉、片品村から鳩待峠まで約1時間要した。

途中には温泉宿・ペンション等が多いがこの時期は休みとなっている。

冬のスキー客をターゲットとした宿が多いと聞く。途中には「うどん」の看板が多く見られたので帰る時に食べて帰ることとした。

鳩待峠登山口に到着、季節が過ぎて閉館中の山小屋(鳩待休憩所出発AM8:33))の軒先で登山準備を行い記念撮影

北に向かって進むと幾分紅葉の名残を見ることができた。

登山道は整備ができているが、最初の幟が高さのある会談で、いきなり足にストレスを感じた。

10分も歩いたであろうか、娘が「お父さん、クマさんがいるよ」と声を上げた、「にらんで、目を離さずに声を出せ!」と答え、大きな声を出しながら振り返ると谷に向かって駆け降りるクマの黒いお尻が見えた。

襲われることなくその場を通り過ぎることができた。後ほど娘に、どんな顔をしてたか尋ねると、「驚いたかをしていた。」とのっことであった、顔を見られたのではないか、クマの方が驚いたのではないかなど、冗談を言いながら登山続けた。

さらに高度を上げていくと、笠ヶ岳分岐に至る。休憩所手前では高山の湿地があり、木道を進み見晴らしも良く、天気は快晴、絶景を楽しみながら、水分補給を行う。

遠くに尾瀬ヶ原、尾瀬を代表する名峰が「燧ヶ岳」の絶景を見る(AM10:02)ことができた。

休憩後小至仏山を目指す。高木は少なくなり、オオシラビソの低木、這松などが自生し、紅葉はなくなり、気温も徐々に下がってきた。登山道は自然道となり、尾瀬の中で最も古い山である「至仏山」には、長い年月をかけて隆起してできた山で、蛇紋岩という特殊な岩からなり、蛇紋岩は濡れると滑りやすいため注意が必要な、岩(AM10:26)が多くなってきた。

さらに高度を上げていくと、景色が白くなってきた。見てみると木々の枝先や肺待つのは先に氷が付き溶けずにいることが分かった(AM10:45)。

間もなく小至仏山山頂(AM⒑:54)に到着。

小至仏山からは岩が多い登山となり、岩が滑ることに注意をしながらの登山となり、周りは葉先に氷を付け白い這松、振り返ると雪山のようにも見える。いくつかのピークを越え、まだかと思いながら至仏山山頂へと到着(am11:44) した。

山頂に到着したころより、空が曇り、薄暗くなり雨の心配がよぎった。気温が下がり、寒さが強くなり、冷たい風も強くなってきたので、頂上でに大休止、昼食をすることなく下山することとした。

鳩待峠を目指し、ひたすら下山を始める。

途中小至仏山を過ぎたころから、細かな粒の雪が舞い始めた。

更に下ると、若い3人組の、登山の準備もしていないグループとすれ違い、気温が下がるからと話した。

鳩待峠から、温泉と「うどん店」を探しながら車を運転するが、休みが多く開店しているところがない。

農作物を販売する「道の駅」に寄り、土産のリンゴ、太い牛蒡などを手に入れる。

近くに尊影の温泉があったので、体を温め、着替えをして沼田へ向かった。

結局、市内まで食事のできるところはなく、インター近くで遅い昼食をした。

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