七夕の節句

七夕飾り
笹竹に短冊を飾る七夕の風習。短冊は赤、青、黄、白、黒の五色であり、陰陽五行に由来する。
本来は、機織りの名手であった織姫にあやかって、技芸の上達を願うものであったが何時しか様々な願い事を託すようになった。
短冊は早朝に芋の葉に溜まった雫を集め、炭をすり時の練習や願い事を書き糸で笹に付けた。
また、短冊に字を書く練習にもなり、字を書くことが上手になると言われた。七夕飾りには、折り紙、千代紙などでつくる提灯や吹き流しなどがあり、昨今では、なんでも飾られる。

七夕の翌日には、災厄や穢れを祓うために、七夕飾りを川に流すのが風習であった。昔は野崎に川がなかったために、野崎八幡の前の用水に流した記憶もある。

近所の子供を連れた爺様が、トマトを見せてくれと庭に入り込んできたので、2個ほど大玉を取って差し上げた。子供と爺さんは大変な喜びようであった。

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