立春(旧正月)

春の始まりを示す節気であり、春野菜、夏野菜の田や畑の準備を始める目安となる。地中では春の発芽の準備が始まり、直根が伸び温かい水分を吸収し発芽準備が始まってくる。

旧正月とは、旧暦の正月のことで、旧暦の月数が1ヶ月を30日の計算で進むため、その年により日にちは異なる。24節気の雨水の直前の塑日(新月)が旧暦の正月・元旦となる。塑日を元旦とする正月を大正月と言い、15日の望の日(満月)を小正月という。

明治6年(1873)1月1日から、新暦(太陽暦・グレゴリオ暦)に改暦されたときに1月を新年として祝うようになった。現在でも旧正月を新年として祝うところがある(韓国、台湾など、中華街では春節の祭りが行われているところがある)。

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