「土を育てる」ゲイブ・ブラウン著(服部雄一郎訳)購入し一読した。

昔から母なる大地と土の重要さを表現されてきた。
まさしくすべてを生み出す源である。日本の農業は耕地面積が少ないことから、生産量を落とさないようにするために、土の絶対生産量を維持するために、作物の収穫後には収穫した、搾取した分を補填することや土の絶対生産量を向上させる努力をしてきた。
土の持つ力、絶対生産量を地力と言い、地力維持に努力してきたのが日本の農業である。
このことは日本の農業者は皆さんが知り努力をしていることである。著書に目を通すとまさしくそのことが、方法に違いがあるが、目新しいことではない。テレビを見ていると、炭を土壌に鋤きこむことにより、微生物を利用して地力の維持に活用する。
さらに炭を土壌に鋤きこむことにより炭酸ガスを地中の蓄積し、炭酸ガスを大気中に放出することを抑え、炭酸ガス削減効果に活用することが放映されていた。大変興味深く見た。

「むかしむかし あるところに ウエルビーイングがありました」(日本文化から読み解く幸せのカタチ)予防医学研究者石川善樹・ニッポン放送アナウンサー吉田尚記著拝読

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