野崎八幡社内薬師如来「団子まき」に参加

毎年10月8日は野崎八幡境内にある薬師殿に納められた薬師如来の縁日で、その日は町会役員と八幡社崇敬会会員による、団子作り、薬師如来への奉納、神主による祈祷を行い、夜9時にだんごを撒く行事である。

作っただんごは真っ白だが、撒かれただんごは、土が付き黒くなり、白目から生きた黒目となることが大切なことで、御利益があるとされ、「おめだだま様」とも言われている。

青年団当時、団子を撒く前の待ち時間に寸劇を行い、大いに喝さいを浴びたものだが、青年団が発展的解消された後はカラオケ大会で時間を待つこととなっていたが、コロナ禍の中で、カラオケは中止となった今日この頃である。

団子を拾う人は、8時55分ごろまでは境内に集まらず、9時寸前に蟻のように集まり、境内は人で一杯になる。

だんごを撒くまでの待ち時間に、境内で写真撮影をしている女性に気が付き、声をかけ、神社の話、御神輿・祭礼の話、だんごまきの話などをして時間を有意義に過ごした。

後日ブログに掲載したとのメールをいただきました。

私が撮影した写真は、携帯電話で行ったせいか、使えるものがないために、早速その女性の撮影したブログの写真を活用させていただきたくメールをしたところ快諾をいただき、ここに掲載させていただきます。

祭壇に於かれている薬師如来である。

薬師殿薬師如来に大きな飯台に盛られ奉納お供えされただんご(約7000個例年は手作りであったが、昨年、今年はコロナウイルス対策の為、和菓子屋さんに発注)

だんごは、飯台にだんごを入れ、藁でつくられた空気・熱気抜きの為の荒縄、笹を挟み蓋し、荒縄で3方縛りとしてある。だんごまきの準備で、縄を外す作業。

 

だんごは撒かれるのが通常だが、今年はビニール袋に入れて手渡しとなった。

このお団子は「オメダマ」と呼ばれ眼に良く、眼病に効くとされ、御利益も大きく、遠来の参詣者も多い。


9時の時報を合図に行列の先頭から順番に配られ、
15分程で樽は空っぽになりました。

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