天気は快晴、昨日、娘より丹沢山に上りたいので一緒にいかがかと話があった。

急な話であったが、この野崎村と雨ごい行事、出世祈願の神社として参拝するしゅうかんがあった、大山「阿夫利(あぶり)神社」「大山寺」を参拝したいと話をすると快く聞き入れ、一緒に行くこととした。家を出る時から道を間違えて高井戸から高速道路に入るとしたことが間違いであった。本来であれば調布インターから東名高速へ入るのが良い。大山新道・大山公民館前バス停で、小学校の校庭に駐車場を案内され、駐車することとしたがケーブル駅まで30分ほどの距離があり、あとで反省然りであった。鈴川に添って歩くと、道の両側には、「先導師」という看板をたびたび目にする。古くは、宿坊または宿坊の主人を指し、文字通り参詣者を大山阿夫利神社まで導く神職のこと。参詣の勧誘や宿の提供、寺社への道案内などを主な仕事とし、先導師「御師(おし)」と呼ばれ、そのルーツは大山の修験者(山伏)たちと言われている。現在も旅館などに衣替えをしたのではないかと思われる旅館、料理屋などの建物多数が並んでいる。過ぎると「こま参道」に入る。参道には、名物の蒟蒻、仏像、けん玉・名物のコマなどの雅具、名物「大山饅頭」、だんごを売る土産物店や豆腐料理を出す旅館、料理屋が立ち並ぶ坂道を登り切ると、「大山ケーブル駅」へと到着する。ケーブルの乗車券を買い求めたが大変な混雑で、待ち時間が30分ほどであった。やっと乗車すると5分ほどで「阿夫利神社駅」へと到着。神社門前の茶店で軽い昼食をとり標高約696mの大山阿夫利神社下社。本社(上社)は、標高約1,252mとさらに上にある。大山阿夫利神社は、“関東総鎮護の神”や“出世山”とも呼ばれ、その昔、源頼朝が必勝祈願で刀を納めたという逸話もあり、「大山は、水の神さま『大山祗神(おおやまづみのかみ)』で、境内に入ると左側に岩でつくられた小山があり、犬、獅子が配され、下には干支の動物が並べられている。大山阿夫利神社は、“関東総鎮護の神”や“出世山”とも呼ばれ、その昔、源頼朝が必勝祈願で刀を納めたという逸話もあり、「大山は、水の神さま『大山祗神(おおやまづみのかみ)』で、境内に入ると左側に岩でつくられた小山があり、犬、獅子が配され、下には干支の動物が並べられている。下社拝殿に向かい参拝する。拝殿右側には、拝殿脇から地下への入口。中に入り、神域である大山の清水を引いた「御神泉」。この神水は、強力な浄化パワーがあると言われている霊水だそうで、ペットボトルに入れて持ち帰る人もおり、ペットボトルに入れた水が売られていた。古くは、野崎村でも渇水期に個々の水を持ち帰り、雨ごいを行ったと聞く。奥に進むと、さざれ石、ボケ防止の地蔵さんなどが祀られている。外に出、右に折れるといよいよ本社(上社)標高約1,252mとさらに上にあるため、本来は本格的な登山をして参拝する。登り始めて約1時間で、ヤビツ峠分岐にでる。70歳の年を感じるが、階段に整備されていないため、幾分楽に上ることができ、一足5センチ以上は足を上げないようにし、大きな休憩は取らずに登っていく。分岐から本社への登りが更にきつい。本社は、頂上にあり、お汁粉を求めて、暖を取り疲れをいやす。本社は上屋が掛けられていたがお参りすることができ、近いうちに改築・新築をすると案内があった。お参りを済ませ帰り・下山へと進み、時間が押していることから駆け降りるように進めるが年には勝てないようで、足・ひざにストレスが蓄積するのが良く解り、転ばぬようにするが、怖い。なんとか大山寺に詣でたいと急いで進むが、4時30分には薄暗くなってきた。寺についた時には暗くなりお参りを済ませたが確りと見ることができなかった。境内の長い参道・階段を降りたが、ちょうど紅葉の真っ盛りな時で、ライトアップされた赤い紅葉のトンネルとなっている階段を下りた。ケーブルの切符を買い求めてあったが、待ち時間が予想もできないほどかかるとのことで、女坂を下ることとしたが、電気もない山道であった。

疲れた足には、駐車場までの距離が長く、登った時よりも長く感じた。(大山寺 宗派は真言宗大覚寺派、奈良時代の高僧・良弁僧正が開山、第三世として入山した弘法大師により数々の霊所が開かれ、信仰の場となった。その後第5世として入山した天台宗安然が伽藍を再興し兼学の道場とした。

本尊は鎌倉時代に願行上人により鋳造された「鉄造不動明王」(国宝)と二童子像、残念ながら夜暗くなり、鑑賞できなかった。)駐車場近くの押しの家(勝手に写真を撮らせていただいた)



ケーブルへ




境内への最後の階段


ケーブルカー


昼食の山菜そば


そば店の従業員がもみじの落ち葉で作成したハートマーク


境内入り口の狛犬




二の鳥居


狛犬




獅子が登る築山


阿夫利神社の由来


拝殿・三集殿


名水の湧水地






さざれ石








本社への登山道入り口


本社入り口の狛犬




本社および拝殿


下山中に見かけた鹿


売店のキャラクター


同行の娘より提供された写真


もみじの紅葉


大山寺夜景






戎大国様


本殿犬走に置かれていた狛犬

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