小金井の里 総鎮守 氏神様「小金井神社・天満宮」参拝

はけの階段を登り、鬱蒼とした林の中の楠の大木の下の狛犬を過ぎ、入り口の大鳥居をくぐり境内に入る。二の鳥居、一対の灯篭を過ぎると真新しい本殿が目に入る。本殿の前には狛犬一対が置かれている。天満宮につきものの「飛梅」「牛の像」が置かれている。お参りを済ませ境内を散策すると多くの末社が祀られているが、上屋が掛けられており見ることはできない。残念なことに大変大きな木の切り株があった。天に向かって伸びる大木の姿を見てみたかった。その奥には弓の道場が設置され、練習をされていた。神職が戻り御朱印を拝受する。

ホームページで確認をすると、上屋が掛けられているそれぞれの末社は、整備が行われて大変きれいに保存されていることがわかる。

また、撮影を落とした「飛梅」「牛の像」は後日撮影に赴くこととする。










本殿前の狛犬


本殿前の狛犬


本殿


飛梅の由緒


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由緒

元久2年(1205年)武蔵野開拓にあたり、菅原道真公の徳を敬い社殿を造り、天満宮とした。と伝えられている。創建された。天正11年(1583年)賀茂下出雲入道勝重という人が、小金井の地に住み大いに開拓に努力し、里人と共に資金を集め社殿を修築した、菅原道真を祀る天満宮。

宝暦元年(1751年)当時の名匠である江戸神田に住む粉川市正康信に、 道真公の坐像(高さ42.4センチ)の彫刻を依頼、現在これが御神体として祀られている。

また、御本堂は宝暦年間の造営であるが、拝殿は明治27年に建てられてたものである。その後、御本殿は平成4年に氏子の協力をえて改築工事が施されている。平成14年御神忌千百年記念事業をして、参道敷石改修と大太鼓を製作。境内には多数の末社が祀られている。

石臼塚

昭和48年生活用具であった臼を一同に集めたもので、臼には、米を脱穀する「からうす」、精白する「陣がらうす」、餅をつく「たちうす」、精粉する「石うす」があります。

疱瘡神社

この建物は戦前国民小学校(現在小金井第一小学校)の奉安倉(教育勅語が納められていたもの)を再設置された。銅板に御大典記念昭和三年十一月建之。小金井小学校同窓会と刻まれている現在では非常にめずらしい建物である。

稲荷神社

御神祭は宇迦之御魂神で「宇迦」とは「食べもの」を意味し、 日本人の主食の米の生成をお守りくださる神様。五穀豊穣、産業興隆、除災招福の神として崇敬されている。

熊野神社

御神祭は伊邪那岐命、伊邪那美命で、病気平癒、安産の神として崇敬されている。

大鷲神社

御神祭は天児屋根命で「お酉さま」と呼ばれ、商売繁盛の神様で、 大鷲神社の社殿は、旧中島飛行機三鷹研究所内にあった社を譲り受けたと伝わっている。

小金井神社ホームぺ時より
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