令和4年度3月議会予算委員会準備 衛生費2

三鷹市議会自由民主クラブ 幹事長 宍戸治重

概要p105 2 新型コロナウイルス感染症対策の推進と概要p110 10 新型コロナウイルス感染症対策への対応の検証について

第5波のコロナ禍の中で、各種対応策の実行、ワクチン接種が急がれ、全力で取り組まれていることに、心からの感謝と敬意を申し上げます。私たちは、いくつもの感染拡大の波を乗り越えてまいりました。この経験を無にすることなく、更なる拡大阻止に向け取り組み、対応する対策に全力で取り組む必要があります。

当初は手探り状態での対策から始まり、多くの情報が発信されたが、感染者の数字、重症化した人の数字、死亡者の数字がコロナの感染の怖さだけを伝えることとなった。「変異株の発生、医療資源・病床の逼迫、保健所の逼迫」が不安をかき立てることとなった。コロナウイルスの本質的な性質やそれに基づく対応策等の正確な情報発信はなく、投網を投げるような対応策がとられ、経済活動や生活の萎縮を求められた。

経済活動を止めることなく、社会活動、生活を通常に戻す取り組みが求められている。そのためにワクチン接種に大いに期待をしていたが、新型が発生したことで、自粛生活が続いている。国民は疲れ切り、人間らしい生活に戻りたいという気持ちが強くなってきており、経験を踏まえ、何らかの工夫が求められ、ウイズコロナの社会への回帰に取り組む時が来ていると考える。ウイズコロナ社会を生き抜くには、コロナの性質や特性を理解し、投網を打つような政策だけではなく、適時的確な対策が必要であり、必要な情報の収集、分析、施策の展開が求められている。

Q1 これまでの新型コロナウイルス感染症の正確な情報の確保、情報に基づいた対策の推進についてのご所見を伺う。

Q2 2年猶予の国・都の政策展開について、国や東京都からの情報提供は十分にあったのかを伺う。また、「三鷹市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」に於いて、確保した情報を基にどのように検討・議論されたのか伺う。市民への的確な情報発信について、どのように検証し、今後の情報発信に取り組むのかを伺う。

Q3 対策は常に検証し、精度を高めていかなければならないが、どのように取り組まれたか、今後の対策の方針について伺う。

Q4 全国一律対策から経済活動を止めることなく、社会活動、生活を通常に戻す取り組みが求められているが、これまでのコロナ感染症対策施策の検証とこれからの施策展開について、「三鷹市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」ではどのような検討・議論を進めているのかを伺う。

Q5 オミクロンの変異株については、大変感染量が強いが重症化率は低いということが言われ、感染率は急上昇しているが、特異なところは早くから、家庭内感染、子供たちへの感染が顕在化してきた。現状を見ると、早い時期から家庭感染、子供たちへの感染対策に取り組むべきであったと考えるが、「三鷹市新型コロナウイルス感染症対策本部会議」に於いて、どのような検討、議論があったのか、今後の感染予防対策について、検討議論されているのかを伺う。

概要p108 6 予防接種の実施

(1)子宮頸がんワクチンの積極的勧奨の再開

「国の積極的勧奨を再開するようにとの通知」により、再開することとしたとある。がんの予防として効果が高いと言われ、広い意味での安全性、リスクなどの情報発信を市民に行い、勧奨再開を行うべきと考える。

Q1 国の予防接種の安全性、リスクの情報について、積極勧奨への移行への経過と考え方について伺う。

Q2 市民への情報発信、勧奨の方法、意識の啓発への取り組みについて伺う。

Q3 接種の希望者の予測、接種方法について伺う。

(2)おたふくかぜワクチンの一部公費助成の実施

おたふくかぜはムンプスウイルスで流行性耳下腺炎とも言われる。飛沫、接触感染し、18日程度の潜伏期間があり、保育園、幼稚園などで集団感染がおこりやすい。

Q1 おたふくかぜワクチン(任意接種)の考え方と、助成の在り方について伺います。

Q2 予防接種の接種状況と接種希望者の数について伺います。接種効果についてどのように把握しているか伺います。

概要p108 7 高齢者肺炎球菌ワクチンの公費助成の拡充の継続

新聞の死亡欄では肺炎により死亡と記載が大変多く、誤嚥性肺炎の発生も大変多く、研究論文などには死亡原因の第3位に位置するとの見解もある。

Q1 高齢者肺炎球菌ワクチンの予防接種化の接種率とその効果について伺う。また、公費助成の拡充・継続の取り組みの考え方について伺う。

Q2 今後の接種率向上に向けた取り組みについて伺う。

Q3 コロナワクチンへの効果についての情報はあるか。

概要p109 8 風疹抗体検査及び予防接種事業の推進

風疹は、感染すると、2~3週間で発熱、発疹、リンパの腫れなどが症状として現れる。子供が感染した場合は、比較的軽症であるが、大人は、発熱、発疹など長く、関節痛などが起こる。

風疹に対する免疫力が不十分な妊婦の20週ころまでの女性が感染すると、目や心臓、耳等に障害を持つ(先天性風疹症候群)の子供が生まれることがある。外出や家族にも予防につい止めることが求められている。

Q1 これまでの風疹予防接種の接種率、風疹を起因とする障害を持つ子供の出生率、状況について伺う。国の目標である交代保有率が達成されなかった原因について伺います。

Q2 これまでの抗体保有率に向上に向けた啓発、勧奨への取り組みと課題について、今後の抗体保有率に向上に向けた取り組みについて伺う。

概要p67 11 「三鷹市地球温暖化対策実行計画(第4期計画)」の一次改訂

令和3年「改正地球温暖化対策等推進法」において法制化され、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする「2050年カーボンニユートラル」の実現を目指すとしている。

我が国に於いても平均気温の上昇、大雨、台風等による被害、農作物や生態系への影響が観測され、自然災害の被害が顕在化されている。もはや地球温暖化対策は、積極的に取り組むことで、産業構造や経済社会の変革をもたらし大きな成長へつなげることが必要である。社会経済活動、地域社会、国民生活等に深くかかわり、将来世代に大きく影響することから、すべての主体が参加・連携して取り組む必要がある。

Q1 社会経済活動、地域社会、国民生活等に深くかかわることから、意識の醸成や理解を広げるためには、市民参加などによる計画づくりが必要と考えるが考え方を伺う。

Q2 国の計画に沿った削減目標の実現のための再生可能エネルギー等の利用促進や脱炭素型の都市、地域づくりの推進の取り組みの考え方を伺う。

Q3 社会経済活動、地域社会、国民生活等に深くかかわることから、市民とともにどのように取り組むのか、考え方、取り組み方法を伺う。

概要p111 13 「星空の街・あおぞらの街」全国大会の開催

「星空の街・あおぞらの街」全国大会は大気環境保全への意識の向上及び郷土の環境を生かした地域おこしの推進を目的とし、三鷹市が主幹とする全国大会である。三鷹市にある「東京天文台」を資源として捉え、「天文台のあるまち三鷹」をスローガンに大気環境保全への市民や行政の意識を喚起し、世界に発信する良い機会であり、この大会を契機に一過性でない取り組みが求められているものと考える。三鷹市の企画力が問われ、実効性が問われて、市民・行政が協働して取り組む必要がある。

Q1「星空の街・あおぞらの街」全国大会をどのように捉え、取り組まれるのかを伺う。

Q2東京天文台とどのように協力、連携して取り組むのかを伺う。「天文台のあるまち三鷹」の魅力とはどのように捉え、大会に於いて、どのように取り組み発信していくのかを伺う。

Q3 大気環境保全への意識の市民・行政の向上に向けた取り組みを、どのように取り組まれるのかを伺う。

Q4 郷土の環境を生かした地域おこしの推進について、どのように取り組まれるのかを伺う。

Q5 大気環境保全への普及・啓発等において優れた活動を行った団体と個人に対する表彰の考え方について伺う。

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