昨日の雨が嘘のように腫れあがった晴天となる。銚子より成田に向け電車に乗る。
成田山新勝寺(なりたさん しんしょうじ)は、日本の千葉県成田市成田にある真言宗智山派の仏教寺院であり、同派の大本山である。
山号は成田山。山号を付して「成田山新勝寺」、あるいは山号のみで「成田山」と呼ばれ、本尊は不動明王で、不動明王信仰の一大中心地で、成田不動、お不動さまなどといった通称でも広く親しまれてきた。開山は平安時代中期の天慶3年(940年)と伝えられる。寺紋は葉牡丹。
成田駅参道口を出ると、歌舞伎役者のモニュメントがある。
そこを左折し、表参道を散策しながら行くこととした。
参道わきには干支の12誌に加えて、亀谷流の石像が並ぶ、それを確認しながら歩くのもよし、門前町の約800メートルある参道を歩くと情緒あふれる建物が並び、江戸時代の面影も感じられる。
そばや、せんべい、羊羹などの店も並んでいる。西参道との交差点わきには「三橋鷹女の像」(があり、反対側には、薬師堂があり参拝する。
光明堂が本堂になる前の旧本堂で、1655年(明暦元年)に建立され1855年(安政2年)に移転した。成田山新勝寺建物としては、現存する中で最も古い建物であるが、創建当時の構造材は少なく、2011年から2年掛けて保存修復工事が施された。
ここからがうなぎ街道とも言われうなぎの店が並んでいる。
観光案内所ではどこが人気店か教えてもら事はできなかったが、地図に赤い印をつけてくれた。
いよいようなぎ街道に入る。頂いた地図と店の名前を確認しながら歩き、昼を食べるうなぎ店は決めた。
店先でうなぎを焼いている大きな店である。まずは新勝寺をお参りして昼食とすることとした。
総門・仁王門を通り、右に三重塔を見ながら大本堂へと向かう。
なぜか石段が急こう配で、階段1段の高さが高く、一気に足に負担が来る、お年寄りも多く参拝するのにと考える。
総門をくぐって進んでいくと、「仁王門」に至る。仁王門は、1831(天保2)年、江戸時代に再建された門で、国の重要文化財にも指定され、門中央の大提灯には「魚がし」と大きな文字で書かれ、東京・築地の魚河岸講から奉納されたものだそうです。
仁王門には、左右に仁王像、裏手に菩薩が2像納められている。急な階段を登りきると大本堂のある広場に着く。
正面には大本堂、右側には三重塔、その並びに一切経堂、鐘楼が並び奥に聖徳太子堂が見える。
大本堂では、「御護摩祈願」の読経の声が響き、護摩木が焚かれている。
「家内安全」の護摩木を奉納し祈願を行った。本堂には、祈願者が多く入ることができず、脇からお不動様に手を合わせ、御札をいただき釈迦堂へと向伊、参拝し、講輪郭の大きな建物の前を通り、大師堂、弁財天動を参拝し帰路に就く。
長い参道を歩き、急な階段を沢山上り、足が棒になってしまうほどであった。
参拝したいところも残すことになったが、ちょうど昼時となったため参拝を止めることとして、昼食の場所に向かった。
昼食には、ビール、鯉こく、うなぎを奮発し、その美味さに舌鼓し堪能した。
昼食後の活動を考えるために喫茶を探し一休みをし、日ごろ行くことの無い成田空港を見学することとした。
成田駅に向かい参道を戻り、駅より成田エキスプレスに乗り、第1、第2ゲートから、中の売店などを見学するが、コロナ禍のせいか空港利用客も少なく、見学や遊ぶところも少ないように感じた。
その後東京駅まで直通で帰路に就く。
この度の旅は、電車に乗り移動時間が長く、目的地までの距離が遠いことなどで、見学、観光もままならない状況であった。千葉方面は今後は計画づくりに注意が必要だ。